レベル別英語学習

 

イギリス英語を習得するには、まずはアメリカ英語をフィルターすることから。

いま使ってる参考書は、アメリカのものではないですか?
英会話の先生は、どこの国の人?
観る洋画は、ハリウッドのアメリカ映画に偏っていない?
聴いてる音楽はもしかしてアメリカン・ポップ?

出来るものだけでもイギリス英語に変えていきましょう。

インターネットが著しく発達し国際化もすすんだこの時代、日本にいながらにしてイギリスの英語に接することは難しくありません。それはつまり、やる気さえあれば独学で安くイギリス英語を習得できるということ。いい時代になったものです。

というわけで、レベル別にお薦めな勉強方法をまとめてみました。

英語初級者

イギリス音楽 : 好きなイギリスのアーティストの音楽を、歌詞を覚えるまでBGMでひたすら流す。いきなり歌詞を聞き取るのはムリなので、オリジナル歌詞+和訳付きのCDを選ぶべし。

超初心者ならば耳慣れたサウンドから始めるべき。1960年代なら大御所 ザ・ビートルズ (The Beatles)、80年代なら ジェネシス (Genesis)あたりかな。90年代なら オアシス(Oasis)あたりを耳にしていると思うので、そこらへんが取っ付きがいいはず。

もうちょっと今風のをというのなら、こちら。
男性アーティストならば、Take Thatの元メンバーで、やんちゃなボク的なところが良い ロビー・ウィリアムス (Robbie Williams)などどうでしょう。
そう難しくない英語で、曲も歌いやすいものが多いです。

女性アーティストなら、いい感じなサウンドでリアル(?)に今どきの女の子的な詩な リリー・アレン (Lily Allen) あたりなど。

ちなみにわたし自身は、ビートルズから始めたクチ。
ビートルズを繰り返し聴き、歌詞カードを眺め、ビートルズで英語を学ぶ 本 を買って読みつつの、音楽漬けの英語勉強。あれはとても楽しかった。

英語中級者

イギリス映画 : 好きなイギリス映画ひとつに絞り込んでそのDVDを、セリフを先回りして言えるようになるまで観る。まずは日英音声+日英字幕付きのDVDを入手し、

  • 1回目 : 英語音声だけで、力試し
  • 2回目 : 英語音声+日本語字幕で、どれだけ理解できていたか確認しつつ、ストーリーを把握。ついでにできる限り英単語を拾っていく
  • 3回目 : 英語音声+英語字幕。字幕を見つつ、聞き逃していた音を拾う
  • 4回目以降 : 英語音声のみ

イギリス映画、最近のメジャーなところでは 『ハリー・ポッター』 のシリーズですね。ラブコメ系なら 『ブリジット・ジョーンズの日記』 あたり、サスペンス・コメディなら 『ホット ファズ』 あたりがさらっと観られます。

あとはテレビドラマ。エピソード毎に観られるので、まとまった時間がとれないひとや集中力が続かないひとはそちらを。
『イギリスの映画・テレビ・CM』 ページでもイギリスのいろんな動画をどんどん紹介していくので、そちらをこまめにチェックしてくださいね。

ちなみに個人的にはふつうのDVDで十分だと思いますが、少しでも楽に英語を勉強したいひとのために、英語原文と和訳合わせての表示が選択可能なうえに辞書機能もついている 超字幕シリーズ という、映画での英語学習をサポートする便利なソフトも出ています。

英語上級者

英語も上級以上のレベルに到達すると、もはや『目的』ではなく、『手段』です。下手に目的として勉強しても効率が悪くて時間がムダになるだけなので、ネイティブのように情報を得る際の手段に使いましょう。

具体的には、ニュースをNHKでみないでBBCでみる・新聞を英字新聞に切り替えるなど。BBCラジオ の流しっぱなしなどです。

英語初級~上級 全レベル共通

英語教材を Oxford University PressCambridge University Press などイギリス英語ベースのものに切り替えること。

あとは、自分のレベルに合った本をとにかくたくさん読む!
イギリスの小学校でもこの多読メソッド (Extensive Reading)は取り入れられていて、効果があります(詳細は 『多読(extensive reading)のススメ』 参照)。

多読の際に気をつけないといけないのは、本選び。
楽しく、量を読む のが大切なので、以下の2点に注意。

  • 気張らないで、自分のレベルを見極める
  • 興味のある内容・好きな作家のものを選ぶ

自分のレベルに合った本を選ぶ方法

目安として、ふつうのペーパーバックで、知らない英単語出現率が3~5個/ページくらいなのが、その人のレベルの多読に向いている本です。

向上心はここでは抑え目に。
これより上のものを選ぶと量を読むのが苦になって目的が果たせなくなるので、あまり気張らずに読めるレベルにとどまるのがポイント!

「知らない単語がちらほらある。でも、辞書なしで読める」
と感じたらそれがベストです。

独学が難しいひとや、「お金を払ったほうがやる気が出る」というひとは、自分に合いそうな英会話学校や英語講座に『イギリス英語』を習得したいと相談してみましょう。最近では アルク のような大手でもニーズを感じてか、『究極のイギリス英語リスニング』 などイギリス英語に特化した教材を出しています。

でも、ですね。あまり難しく考える必要はありません。
今まで習った英語も無駄ではないんです。大切なのは今後「イギリス英語を勉強するんだ」と意識して教材や先生を選ぶこと。そうすれば自然に修正されていきます。

100%正確なイギリス英語を話そうと神経質になるよりも、自分は外国人なんだから間違えて当然と割り切って、気楽に行きましょ☆

わたしが使って良かったと思うものや英語教授のプロからお薦めされた英語教材は 『厳選!イギリス英語教材』 にまとめたので、参考にどうぞ。