Oct 152015
 

「英文法の参考書って、何でこんな味気ないのばかり…」
と げんなりしてるひとには、こちら。

いやあ、これ、たのしく読めた!

え~、なぜこれが他の本と一線を画しているかというと、まず作者自身「これは文法書ではありません」と言っているとおり、この本は参考書特有のテキスト臭さがありません
そしてこの本が扱うのは英文法の一分野、句読法つまり句読点の打ち方のみ。

なので、重過ぎず、手ごろな読み物なんだね。

で、一般的な文法書と違う最たる面は、これが『理論』のみの本ではないということ。Eats, Shoots and Leaves は こだわりと熱意 をもって句読点の打ち位置を語る本です。

著者はちまたに溢れる 「そりゃ、あんまりだ」 な句読点の誤用法に指がウズウズしてしまうタイプ。
「ああっ!わたしに訂正させてくれ~」の情熱を原動力に書かれてるのがこの本の魅力。

表紙の、誤用チョンに憤慨するパンダはきっと彼女自身。
あそこにチョンがあるだけで、どれだけ文の意味が変わってしまうことか!

エッセイ的なおもしろさで、句読点のつけ方のみならずそれにまつわる歴史や小話がグイグイ読める。聖書ひとつにしても、チョンをどこに置くかで解釈が全然違っちゃうんだね。

“Eats, Shoots & Leaves: The Zero Tolerance Approach to Punctuation”、数少ない、笑えたり共感できたりする英文法書ということで一読の価値あり!
洋書です。
中の上級以上の人向け。

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