< イギリスに行く前に >

ミリオンズ (Millions)

■ ヒューマンドラマは、ハズレが多い…

週末に家族全員で観られる映画を3分以内に選ばなければいけない事情(駐車場が満杯で、邪鬼が店前の路上で車で待機)があって、何も考えずに手にしたのがこれ、『ミリオンズ』
ミリオンズ スペシャル・エディション

DVDのジャケットを見て、
「あ〜、これはいわゆる生ぬるい、甘ったるい系のヒューマンドラマくさいなあ」
と、実は観る前から失望していました。

まあ、園児と一緒に観るとなるとかなり限られるから仕方ないんだけど
´∧`;

■ 神様からの贈り物!

場所はイギリス。幼い兄弟2人とパパが、ママの死後、新境地であたらしく人生を始めるために、新居に引っ越してきます。 9歳の兄アンソニーと7歳の弟ダミアンは、母親なしでそれなりにたくましくやっている。
頃はちょうど、英ポンドがユーロに切り替えられるという、通貨パニックの時期

そんなある日、聖人マニアのダミアンのもとに、
空からカバンいっぱいの大金が降ってきて…。

一応兄弟で山分けして大金を使っていくけど、それぞれの性格で、道が別れます。
現実主義で、物欲もしっかりあるアンソニーは散財にふけり、一方 「神様からの贈り物だ」 と信じるダミアンは、そのお金を貧しい人に施すために苦心。

あちこちでボロが出てばれそうになるけど、果たしてパパに気付かれずに通貨切り替え前に、5千万円近くもの大金を使い切れるのか…?

■ うれしい期待ハズレ♪

予想に反して楽しく観られました。
テンポの良さのおかげでしょうか。
音楽も、雰囲気に、テンポに、マッチしていいです。

画像もさわやか!いろんな細かいタッチが好きです。
携帯で会話するシーンとか、聖人たちの輪っかの質感や揺れ具合とか…。

でも、いちばんいいのは何といってもダミアンの聖人マニアぶり。

聖 人 A : 登場
ダミアン :「…ああっ!あなたは、あの、聖A!18xx〜18xx年没ですね!」

って、お約束ながらいい味出してます。

あと、ダミアンの“貧しい人”探しも、子どもなりの知恵をしぼって懸命な姿勢がとっても微笑ましい^^

■ また あなた?(笑)

で、結構気に入ったので監督を調べてみたら、ダニー・ボイルでした。 『トレインスポッティング』『シャロウ・グレイブ』 (両方アクが強いけど、いいよ!)もてがけたひとです。
気に入った映画の監督を調べると、この人、ってこと多いなあ(笑)

子どもがらみのヒューマンドラマって、スローな流れにいかにも〜な感傷的な音楽で “おえ〜度” 100%になりがちですよね。でも、 『ミリオンズ』 は、芯があってすっきりしていて、その手のものとは一線を画しています。見ごたえがあります。

結局、邪鬼もわたしも楽しんじゃって、嬉しい期待はずれとなりました。
親も子どもも、一緒に観て楽しめる映画です。
クスッと出来るほのぼの系としておすすめ^^

2007/7/12



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