Dec 262011
 

イギリス感覚のコメディが好きなので、
「これ、イギリスで大ウケなんだって!」
と邪鬼が持って帰ってきたときはとても期待が大きかった『Office』

再生ボタンを押してから、5分経ち、10分経ち…かなりきついところを、15分我慢して観た。

・・・これが、イギリスでブレイク中のコメディ・・・?

見てもみてもブランクなわたしの横で、お腹を抱えて笑い転げている邪鬼。ひぃひぃ言いながら「なんで笑ってないの?!」
えっ、本気??

・・・と言いつつ、なぜか全話制覇
「訳わかんない。つまんない。」とぶちぶち言いながらも、DVDを次々取り替えさせられてしまうのがこれのこわさか?

セッティングとあらすじ

場所はイギリス、とある製紙会社の、ロンドン南にあるスラウ支社。ここで働く勘違い迷惑上司と、彼に耐える部下たちのつまらない日常を淡々と記録した、オフィス・ライフのドキュメンタリー
・・・というのは設定で、実はモキュメンタリー(ドキュメンタリー仕立てのドラマ)

リッキー・ジャーヴェイス(Ricky Gervais)扮するマネージャーのデヴィッドは、ちびで小太り、寒いギャグやセクハラ・人種差別発言で場を凍らせる、人望ゼロの無能上司
日々部下のヒンシュクをかいながらも、自分は有能で人望厚い人気者のスーパー上司だと信じて疑わない。空気が読めずにどんどん墓穴を掘る、典型的な痛い奴。
補佐役のギャレスもオタク系の変な奴なので、彼の暴走を阻むものなし。

ふつう度が高い部下ほど、こういう上司から迷惑をこうむる。そんな二人、営業のティムと受付のドーンはお互いほのかな好意を抱いていて…。

みどころ?

ストーリーも盛り上がりも華もなく、あまりにもふつうの、いけてない会社のダサい社員のリアルな日常過ぎて焦点が合わせられない。ライトもカメラもいかにも素人で、どうみてもアマチュア作成のドキュメンタリーにしかみえない…のがスゴイといえばすごい。

社会風刺ではあるけれど、いわゆる『コメディ』ではありません。自己や知人をキャラクターに投影し、共感しつつも客観的に人間の弱さや滑稽さをわらう、カルト的 『大人の社会哀愁ドラマ』

日本で一般ウケするかは疑問なものの、やり場の無い行き詰まり感や諦めの境地感などに、はまる人ははまる、じわじわ系

BAFTAとゴールデングローブ賞受賞にとどまらず、他の国々でもこの『オフィス』をパクったドラマが放映された事実からも、国境を越えてひとにアピールする何かがあるんだろう。

『オフィス』についてもっと知りたい方は、BBC内の “The Office” 公式ホームページへどうぞ。ここにいけば、各エピソードからの一部抜粋がみられます。

しかし・・・イギリスの職場の雰囲気ってホントにこんな・・・?

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