外国人の住まい探し(4)
がっ。
ここでへこたれていたら国際ママはつとまらない。
(東京に隣接するエリアだけど、まだまだ田舎で国際化の波から取り残されてるんだな)とわたしなりに分析してみた。
外国人慣れしている地域なら大丈夫なはず。
じゃ、次は都内23区だ。
*** 不動産屋 D(4軒目)***
…というわけで、山手線上にあるかなり大きな某駅の不動産屋に電話をかけた。
予算内で外国人可の物件があるか問い合わせると、いくつかあるので良さそうな物件だけより分けてくれるとの良い返事。
翌日事務所を訪れる約束をする。
次の日。
急な案件で仕事がのび、約束の時間に遅れることが確実になる。その旨連絡するために不動産屋に電話をかけた。
「すみません。わたしは30分ほど遅れそうなんですが、邪鬼はお約束の時間に伺えるので、 差し支えなければ物件の間取り図や外観の写真を先に見せてやってもらえませんか?」 担:「はいはい。いいですよ」 「家賃と間取り図と写真さえあれば、日本語が分からなくても絞り込めると思うんです。 とりあえず邪鬼にはその資料を渡すだけで、説明はわたしが着くまで待ってもらえますか?」 担:「はいはい。それで大丈夫です」
その場で邪鬼に電話し、不動産屋とのやりとりを伝える。
大急ぎで仕事を片付け、夕方、不動産屋に駆け込んだ。
20畳ほどのオフィスが、腰の高さのカウンターでふたつに区切られてる。
カウンターの向こうではスタッフが数人、デスクワーク中。
邪鬼はというと、カウンターにぽつねんと座っている。
客はわたし達だけ。
邪鬼の手元には・・・何もない。
何となくイヤ~な予感。
(続きます)